老犬が寝たきりになった時の介護の工夫と床ずれ対策

愛犬が寝たきりになると、お世話に時間も力も必要です。清潔にしてあげるために床ずれを作らせないこと、食事も工夫が必要となって来ますね。

 

知っているわんちゃんにも寝たきりの子がいて、飼い主さんは懸命に介護されていました。今はいろいろなグッズも出ているし、情報交換もあります。

 

飼い主さんが疲れてしまわないように、1日でも長生きできるように、寝たきりになった時の介護にどんな工夫ができるのか、床ずれ対策と食事のことを調べてみました。

 

目次

老犬が寝たきりになった時の介護の工夫

 

寝たきりになるとおむつをつけている状態だと思うので、お尻や陰部が汚れやすいです。清潔にしてあげる工夫をしましょう。

○お尻の毛をカット

 バリカンで短く肛門の辺りをカットしてあげます。

○シッポを包帯でガード

 シッポがふさふさの犬なら、毛に汚れが付きにくいように包帯を巻くのも方法です。

 あまり強すぎないように、優しく巻いてあげてください。伸縮包帯がいいですね。

○オムツは大型犬なら人間用も

 シッポの穴から漏れるという意見をよく聞きます。

人間用のオムツにシッポの位置に合わせて十字の切れ込みを入れたら、Good!

犬用よりも安くていいと使っている人が多いです。

 

老犬が寝たきりになった時の床ずれ予防と対策

人と同じで寝たきりの犬の介護には、床ずれの予防は欠かせません。

 

同じ姿勢で寝ていると、床と触れている皮膚に体重がかかって、血流が悪くなり、皮膚組織が死んでしまいます。床ずれはよくあっという間に進行すると言います。

 

そして、できるとなかなか治らない…再発もしやすいと。

 

まずは予防のためのケアです。

○床ずれしやすい部分をいつもよく観察する。

 骨が出っ張って脂肪や筋肉が少ない部分はできやすいです。

 ほお、肩、腰、足首などよく見てあげましょう。

○寝床の工夫、寝返りをよくさせる

 寝たきりになったら、身体の圧力が分散されるようなマットを利用する人が多いです。

 (高反発マット、無圧マットなど)

 そして、こまめに寝返りをさせてあげます。

 

寝たきりになった老犬の食事の注意点

 

寝たままでもおいしそうに食べてくれるとうれしいですね。噛む力や飲みこむ力が弱くなっているので、それぞれの犬に合わせた食事内容を考えてあげましょう。

 

飲みこみやすい形や柔らかさにしてあげること。手作り食なら野菜やお肉を煮込んだスープなどもいいですね。

 

ミキサーでペースト状にすると、固形では食べにくい子も食べやすいでしょう。流動食はシリンジを使っている人も多いです。

 

食事の介助で一番注意することは、食べ物が気管に入ったり、のどに詰まったりすることです。窒息や肺炎の危険があります。

 

  • 頭の位置を高くする
  • 消化が良い食事
  • 水分を積極的に与える

 

老犬はのどの渇きに気づきにくいようです。一日に必要な水分がとれるように、ヤギミルクやスープなどちょっとした工夫が必要ですね。

 

そして食事の後は様子をよく見てあげてください。むせたり、おう吐してしまったり、ぐったり疲れていないか、観察しましょう。

 

一度にたくさん食べるのも疲れます。数回に食事回数を増やして、ゆっくり食べる楽しみを増やしてあげるといいかもしれません。

 

みんながみんな同じものが好きなわけでもなく、老犬になれば食の好みも変わったりするでしょう。急に食べなくなることもあるかもしれません。

 

食べてくれないと焦ると思いますが、飼い主さんの笑顔が一番のお薬です。愛犬も飼い主さんもおだやかな時間が過ごせますように。

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