ペットロスの乗り越え方私の愛犬の体験記!その経緯とは?

ペットを亡くしペットロスになる人は多く、心身に異常が残る人は14%だといいます。

 

それがいつまで続くのかは、ペットロスを上手に乗り越えていく人や、いつまでも辛さを引きずる人など人によりだいぶ違います。

 

私の場合は後者で、いつまでもペットロスは辛くもうすぐ2年になるというのに、まだ完全にペットロス状態から抜け切れてません。

 

ただ食事が食べられないほど異常なペットロスから少しずつ乗り越えることが出来た、私の体験記を綴っていこうと思います。

 

目次

ペットロスの乗り越え方、私の愛犬を亡くした経緯

私の愛犬が亡くなったのは、2018年6月15日です。もうすぐ2年経ちます。私の中では愛犬が亡くなってもう2年近く経ったのか!と月日の流れるのを早く感じています。

 

亡くなったのは、朝私が起きた時リビングの端のフローリングの位置に横たわってました。

その前日、オムツを買ってきたばかりで初のオムツをして亡くなったのです。

 

ペットロスの乗り越え方は、その時の後悔がどの程度あったか、強いものだったかにもよると思います。

私は後悔が強かったのです。なぜ?亡くなると知ってたら私もリビングで一緒に寝たのに・・・

 

亡くなった時から私のペットロスは始まったのではありません。亡くなる半年前頃から急に老化現象が始まり、今年いっぱいこの子は生きていられるだろうかと思っていました。

 

亡くなる半年前から、色んな臓器の異常が見られてたので生きている時からペットロス状態でした。ペットロス状態を考えると2年以上です。

 

亡くなった当日は何とも言えない喪失感でした。15年と3ヶ月よく頑張ったね!という気持ちと、もう火葬したらこの姿を見えないんだ。

 

そう思い、何度も亡骸を抱っこしました。亡くなったのが金曜日の朝。そして火葬は日曜日にしてもらいました。

 

土曜日はこの子と一日中一緒にいてあげよう!明日はもういないんだ!そう思い、撫でて残しておきたい毛を少し切りました。

 

火葬にしたら、分骨したお骨と愛犬の毛をもって歩きたいと思ったからです。

ペットロスの乗り越え方私の愛犬の体験、前半

ペットロスの期間は、期間を追うごとに少しずつ変化していきます。辛かったのは、老犬になり毛が薄くなって散歩が辛そうになった時。

 

後ろ足が滑って、自力でトイレの場所に行くことが難しくなり、あっちこっちにトイレシートを敷きました。どこでおしっこをしてもいいんだよ!

 

そう話しかけるように、亡くなる半年前からは辛い愛犬の身体を見てました。散歩はだんだんと歩かなくなり、道におろしてもそのまま。だからずっと抱っこで散歩でした。

 

抱っこで散歩しながら、毎年見てた公園で来年は桜を一緒に見ることは出来ないだろうなと思いながら。生きているのにペットロスとはこんな状態なのだと思ったものです。

 

亡くなって一週間は茫然として食事がとれませんでした。その後車で運転している時も、膝に乗せて運転していた時のことを思い出すばかり。

 

私は食欲は全くなくなったのです。日に日に体重が落ち、痩せていく私。あれだけダイエットをしようと思っても出来なかったのに、愛犬が亡くなったことでストンと体重が減りました。

 

トータルで1年間で10キロです。大好物のケーキ、パスタも少量しか食べれませんでした。友人と会っても「覇気がないよ、会うたびに痩せていくね。全然食べて無いじゃん。大丈夫?」

 

と言われてました。見た目は完全に老け込んでいたと思います。精神的には朝起きるとドキドキして動悸が必ず毎日出るようになりました。

 

精神的なこと?もしかして心臓の病気?もしかしたら心臓が悪いのかも知れないと思い、心臓内科の総合病院へ行きました。

 

エコーや、一日心電図を付けましたが異常なしです。それはひとまず安心でしたが医師に言われたことが「精神科に行ってください」と。

 

何をしても、食欲がわかない約一年間でした。そしてドキドキ感を感じていた時、これはもう私が壊れると思い心療内科兼精神科へ行ったのです。

ペットロスの乗り越え方私の愛犬の体験、後半

精神的に壊れた私は愛犬が亡くなって3ヶ月して初めて心療内科へ行きました。そして抗不安薬など数種類を処方されたのです。

 

最初に行った心療内科で、私の心はまた一層不安定になりました。

 

その医師が言った言葉とは「ペットロス?ここに来ている人は明日の食べるものがなくて不安な人や、あなたよりももっと大変な状態の人がたくさん来てるんだよ。何しに来たの?」

 

そう言われ、「ドキドキするのはあなたの気持ち次第なの!努力をしてるの?あなたには説教の言葉を言うことしかないね」

 

行くたびにむす~っとした医師の顔を見るのが嫌で、状態は変わらないので薬だけ頼んでました。でもその心療内科に近づくたびにまたあの嫌な医師の顔を見て嫌なことを言われそう!

 

そんな気持ちがありながら3か月ほど通ってました。行けば行くほど気持ちが下降線。そして、友人に医師から言われたその言葉を伝えました。

 

病院を変えたほうが良いよ!

 

そして、友人が知っている心療内科にセカンドオピニオンのような形で別のクリニックに変えました。今の状態、ペットロスの辛さを伝えました。

 

心療内科を変えて良かった!この薬でドキドキ感は良くはならないはず。なんでこの薬を出したのかわからないですね。ということで、救われたのです。

 

不安薬を4種類出してもらい少しずつ食欲も出てきました。ドキドキ感も減ってきたところで、私は薬をやめてしまいました。

 

やはり、不安定な私の心は治ってなかったのです。薬はまだ必要な体になっていたのです。一か月近く飲まなかった薬は再開しました。

 

ペットロスの乗り越え方私の愛犬の体験記のまとめ!

愛犬が亡くなって、ペットロスになった私の愛犬の体験記の経緯をまとめます。

 

愛犬が亡くなる半年前から、犬の体調が悪くなって心配で私は食欲が少しずつ減って来ました。

愛犬が亡くなったのを見た時、こんなに辛いものかと宙を浮いているかのようでした。

 

火葬が終わった時から、家にはあの子がいないんだと、辛くて寂しい時期が何か月も続きました。寂しくて誰か友人と話しをするか、会って食事をすると少し気がまぎれました。

 

寂しすぎて私にとってペットロスの乗り越え方は、友人と会うことだったと思います。

 

そして、時間の経過が少しずつペットロス重症が和らいできたのだと思います。今もまだ安定剤を飲んでいますが、体重は少しずつ戻って来ました。

 

愛犬は自分の子供と同じに思ってますので、今の辛さ悲しみは和らいできたものの一生続くと思っています。

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