ペットロスになる人が最近とても多く、朝日新聞の一面にもペットロス特集が出たほどです。
飼うときは、愛くるしいワンちゃんが病気になったり老犬になってやがて弱ってなくなるなんて思いません。
でも、生き物を飼うと必ずいつか亡くなるのです。
飼い主さんよりも早く亡くなって幸せなのです。
そう思うことが、自分に納得する一番の答えなのです。
目次
ペットが亡くなる前からペットロスになる飼い主
まだ生きているうちから、ペットロス状態になっている飼い主さんも多いの知ってますか?
亡くなる前から、飼い主さんがペットロスになり鬱状態になってしまうのです。
ペットロスになってしまうんじゃないかと怖いのです。
私もそうでした。
老犬になり、脚は弱くなり臓器もいろいろと問題が出てきます。
老衰で亡くなるというワンちゃんがいるというけど、老衰と言うことは細胞が衰えて様々な臓器が生きていくのに耐えられなくなってきた証拠。
色んな薬を飲んで、4か月に人間でいえば1歳年とっていく老犬。
見ていてたまりません。
あんなに元気よく走り回って、大好きだった散歩。
道に愛犬を置いて散歩させようとしても歩こうとしません。
しんどいのかな?
脚が痛いのかな?
そこからはもう抱っこで散歩。
それだけでもワンちゃんは気がまぎれます。
でも飼い主さんは、覚悟をするころ。
そうなると、愛犬が生きていても亡くなっていないのにペットロス状態。
本当に亡くなってしまったら、私は耐えられるだろうか?
そう思っていました。
老犬が亡くなる兆候と、覚悟は半年前くらいから
うちのわんちゃんは14歳ちょっと前位までものすごく元気でした。
でも、動物ってわからないですよね。
保険に入らなくて良かったわぁと思ったのもつかの間。
14歳を過ぎ、半年たったころからいろんな変化が出てきていたのです。
健康診断で、臓器の数値がわかります。
目に見えて飼い主さんはわからなくても数値には悪い変化はもう出ていたのです。
そこで、「クッシング症候群」という病気が判明しました。
余命を告げられました。
- 何もしなければ1年。
- 薬を飲んで2年。
- 腫瘍もあるので、手術を併用すれば3年。(ただし、手術の成功率は半分以下)
もうすでに14歳です。
どちらにしても寿命の年齢に行きつく年になります。
だからと言って何もしないことは飼い主としてほっておけません。
薬を飲ませる選択をしました。
ほかのワンちゃんも亡くなる半年前からいろんな病気が出てきたと聞いてます。
ペットが亡くなって、ペットロスになる飼い主の心境
私の愛犬は、15歳と3ヶ月で愛犬は虹の橋へと逝ってしまいました。
ちょうどその半年前から、1週間に1~3回くらい動物病院へ通ってました。
辛い状態で、亡くなるまで半年頑張ってくれたんです。
ある日の朝、リビングで亡くなってました。
まだ温かい。
愛くるしい顔をしてました。
まだ鮮明に覚えています。
亡くなる時期はそろそろだなと覚悟はしてても、相当辛いです。
15歳と言えば、人間でいえば高校3年生です。
ずっと一緒にいて、意思疎通も出来て自分のこと人間だと思って・・・
こんなに私を信頼しきって、目を見てまるでいつも笑っているようでした。
それがプツリと途切れてしまたのです。
その日から私は、食欲なしです。
あれから1年と3ヶ月。
忘れたことは一度もありません。
もう一度フワフワで柔らかい体を抱きしめてあげたい!
夢で見ました。
うちのワンちゃんが目の前にいたのです。
良かった!
死んでなかったんだ!
目が覚めました。
現実に戻り、私の目は真っ赤っか。
毎日食欲がない状態になった私。
可愛かった愛犬がいなくなってしまった!
耐えることが辛すぎて、朝から何も食べれません。
これでは、倒れてしまうと思い無理に口に物を入れてました。
もはや食事を楽しんだというものではありません。
1年3ヶ月で10キロ痩せた私。
朝目覚めると、心臓がドキドキ。
悲しみのあまり、自分が死んでしまうんじゃないかなと思うくらい。
これじゃダメだと思い、心療内科に行きました。
朝方、どきどきして夕方良くなるのは「鬱症状」になっている可能性があります。
と言われました。
あれから1年以上、少しずつ最近は体重が増えてきました。
食事も普通に食べられるようになってきたからです。
よくここまで、克服で来たなという感じです。
とは言っても、食欲が戻ったというだけで愛犬のいなくなった悲しみは変わりません。
ペットロスの克服法なんてないです。
時間と共に、自分の気持ちの変化が少しずつ上向きになるのを待つだけです。
可愛いかったね!
今でも大好きだよ!
忘れないよずっと!
ペットロスは自分で、時間と共に克服していくものだと思いました。
同じペットロスを経験した人と話すのも、気持ちが楽になると言います。
➡ペットロス寂しい気持ちはいつ克服するの?うつ病になりそう!
それはいっときだけ。
ペットロスは飼い主さんの心の変化を時間が解決するものだと、思いました。