老犬が歯周病になった時の症状は?歯石取りの治療のリスクと費用について

老犬が歯周病になったらそのまま放置?歯周病の原因である歯石を取ってあげたいですよね。でも歯周病は飼い主さんは治してあげることはできないんですよね。

 

老犬が歯周病になったら非常に困ったことになります。ひどいと顎まで腫れてきて緊急手術が必要になったワンちゃんもいます。

 

その後化膿して命を落とした院所のワンちゃんを知ってます。歯周病は人間よりも犬のほうが治療は大変になるのです。歯石取りさえも全身麻酔だと命をかけることになるんです。

 

老犬が歯周病にならないために飼い主さんが出来ることとは?また老犬が歯周病になった時の治療法と歯石取りのリスクと費用とは?

目次

老犬が歯周病になった時の症状とは?

 

だいたいワンちゃんが口が臭いということはある程度歯周病があるということなのかもしれませんね。よくワンちゃんの散歩仲間と話すことのひとつが、

「うちの子口臭いのよ。歯周病だと思うわ。年だし」そんな話も老犬同士の飼い主の話に出てきます。

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口の中の臭いが歯周病の症状のひとつですが、そのほか老犬になると固いものを食べなくなったということもあります。歯周病で化膿していたり、抜けていたり固いものを噛めなくなった時など歯周病が症状として表れます。

 

老犬では飼い主さんが一生懸命歯のケアをやってあげない限り歯石はついています。高齢なので歯周病も歯石も気になりますよね。

 

歯周病の症状の一つにくしゃみをするということもあるのだそうです。犬はストレスがあるとくしゃみをしますが、わんちゃんにとって歯の痛みなどが不快感を感じているのかもしれません。

老犬の歯石取りは何歳まで?

さて、うちの老犬の歯石取り果たしてできるのだろうか?何歳まで歯石取りは可能なのか気になるところですよね。

 

歯石取りと言ったら全身麻酔が主になっていることを考えると、全身麻酔に耐えられるか、リスクを考えてやるべきかどうなのかと言ったところです。

 

全身麻酔に耐えられるかどうかは何歳なのか体力がどうなのかと言うことになるわけですが、小型犬や中型犬は10歳、大型犬は8歳くらいがシニア期に突入するので全身麻酔は非常にリスクが高くなります。

 

年齢だけの判断ではない部分を考慮しながら獣医師の診断によって歯石を取るべきかどうか判断してくれると思います。

 

犬の歯石取りはおとなしい犬で、軽度だったら麻酔なしで可能だと言われています。また最近増えたのが麻酔なしで歯石を取ってくれる専門店があります。

 

うちの近所にもありましたが、オープン記念で歯石取りは5000円でした。うちのぷぅちゃんはそのうちお願いするかも入れないなと思ってますが・・・

全身麻酔での老犬の歯石取りのリスク

うちのポメのぷぅちゃんは1度だけ全身麻酔による歯石取りをやりました。と言っても不妊手術のついでです。歯石取りだけで全身麻酔をしてという判断はおそらくしなかったと思います。

 

全身麻酔はそれだけで命を落としてしまう不幸もあります。確率的には0.3~0.1%ですので非常に少ないのですが、ゼロではないんですよね。

 

高齢犬になるほどそのリスくは高くなりますし、もともと持病を持っているワンちゃんはさらにリスクは高いものなんです。

全身麻酔のリスクが高い病気

心臓病などの循環器系

呼吸器疾患

肥満

腎臓、肝臓の疾患

そのほかにショック症状など精神的なことからショック死してしまうワンちゃんもいるのだそうです。

 

歯石取りの費用

全身麻酔による犬の歯石取りの費用は、おおむね2万円から5万円です。

 

内訳はやはり全身麻酔前の検査の費用がほとんどですね。全身麻酔に耐えていけるか、何か感染症など感染していないか、血液検査が必須でとはレントゲンなどですね。

無麻酔の歯石取りのメリットとデメリット

犬の歯石取りは全身麻酔がほとんどですが、軽度の場合とおとなしいワンちゃんに限って無麻酔で歯石を取ることができます。

 

無麻酔だったら獣医師の免許なしでできるの動物病院だけでなく、ペットサロンや専門のお店などでも最近無麻酔で歯石を取っているようです。

 

無麻酔の歯石取りのメリット

無麻酔による歯石取りのメリットはもちろんあるので、人気もあるようです。

  • 麻酔の全身によるリスクがない
  • 全身麻酔よりも安価

無麻酔での歯石取りのデメリット

  • おとなしいワンちゃんじゃないと無麻酔での歯石取りはむり
  • 無麻酔なので、深い歯周ポケットまでの歯石取りは難しい
  • 無麻酔と言えども、口の中を開けての歯石取りはワンちゃんにとって苦痛でストレスがたまる
  • 獣医師の資格がないので、大丈夫なのかと言う不安がある

老犬の歯周病対策

老犬が歯周病になってからの治療はとてもやっかいです。子犬のうちから歯磨きに慣れさせるのが一番ですね。人間同様、歯周病は歯磨き次第。

 

もしも老犬になって歯周病になって全身麻酔での歯石取りは難しいのでこれ以上歯石が付かないように悪化しないようにすることが一番です。

歯のみならず、体全身の健康を考えたドッグフードに老犬になったら見直すことも大事。

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