若い頃は元気に走り回ったり、どこに行くにも付いてくる子だったのに
歳を取り老犬になってからはいつも寝てばっかり。
どこに行くにも寝ていたり、飼い主が移動をしたことにすら気づかなく
なってしまった老犬につれなさを感じている飼い主さんもいると思います。
また、老犬の睡眠時間が長くなるのはわかったたけど、
ここまで一日中寝ているなんて大丈夫なのか心配になりますよね。
心配のあまり飼い主さんは「そろそろ寿命なのではないか」
といった思ってしまう気持ち、私も感じます。
老犬の睡眠時間が長すぎてしまう場合は放置でいいのかしら?
またそもそも老犬の平均の睡眠時間はどれぐらいなのか
について触れていきます。
目次
老犬の睡眠時間が長すぎて心配!平均はどのくらいなの?
若い頃と違って明らかに睡眠時間が長くなってしまったと気づいた
場合に、他の老犬と比べてみてどのぐらいなのかと気になるか
と思いますが、老犬の平均睡眠時間は一体どのぐらいなのでしょうか。
そこで、調査をしてみたところ、老犬の平均の睡眠時間は
10~15時間だということが分かりました。
また、体力の低下や環境によってはこれよりも長い睡眠時間
を取る犬もいる事が分かりました。
しかし、睡眠時間が長いからといって心配をしてしまう必要は無く、
実は犬の睡眠の多くがレム睡眠と言われていて、寝ているようで
実は飼い主の動向をしっかりと把握しています。
病気の場合は体調が悪く寝ていることもありますので、
元気がないかどうかも日々チェックしてくださいね。
老犬になると睡眠時間は長くなる!寿命が近づいてきているから?
よく、老犬の睡眠時間が長くなると「寿命が近づいている」
「そろそろ寿命なのではないか」と心配してしまう人も多いか
と思いますが、これらは本当なのでしょうか。
実は、犬は不調や体力が低下した時に本能的に睡眠時間を
増やしている傾向にあるのです。
しっかりと休み、休憩をする事で飼い主が帰ってきた時に
お迎えをする様に備えています。
しかし、これは全ての老犬がそうではなく、中には本当に寿命
が近づいているからこそ睡眠時間が長くなっているという事
もあります。
老犬の夜泣き対策で使う睡眠薬の副作用
老犬になると夜泣きが酷くなってしまったり、痴呆になってしまい
夜泣きをするという老犬もいます。
その際に夜泣き対策として睡眠薬を与えるという方法がありますが、
確かに睡眠薬を与えることによってぐっすりと眠ってくれたり、
夜泣きをやめさせることができます。
しかし、睡眠薬はメリットだけではないのです。
実は副作用もあり、きちんと副作用について理解を
しておくことが大切です。
睡眠薬の副作用として与えすぎると薬剤耐性がつき、
効かなくなってしまう、食事を拒絶する、食事を拒絶やふるえる、
痙攣を起こすといった副作用が出てくる可能性があります。
万が一、これらの副作用が出た場合にはすぐに動物病院
に連れていく必要があります。
まとめ
老犬になると睡眠時間が長くなってしまい、飼い主も不安になってくるか
と思いますが、心配しないで良い、当たり前なことなんだと理解をして
おくと飼い主さんも安心ですね。
また、睡眠時間があまりにも長い場合は起こしてあげたり、
運動をしてあげるといった対策をしてみてください。
愛犬とできるだけ長くいれるためにも、こうした工夫をする
ことはとても大切なことです。