犬の水分量についての大事なこと!お水飲みすぎも飲まないのも危険!

“愛犬が摂取する水分量が変わってきた”

 

と悩まれる飼い主さんからの意見をいただきました。

うちの子みたいに急にお水をたくさん飲むようになっていたら、やはりクッシングと言う病気が発見されたりします。

 

逆にお水を飲まないでいるワンちゃんは非情に危険です。

老犬だとなおさら脱水症状になると命があっという間に尽きてしまいます。

 

それは加齢の場合の水分量の変化ばかりではないんです。

ワンちゃんの水分量があまりにも少ないまたは多い場合、もしかすると深刻な病気を抱えているのかもしれません。

 

今回は、犬の水分量による身体への影響についてご説明させていただきます。

 

目次

愛犬がお水を飲まない!脱水症状になり危険な症状とは?

 

水分を補充しないと脱水症状となり、軽度な症状〜死に至る症状までなものまである深刻な病気です。

 

脱水症状が起こると、

軽度の場合

・急な発熱をし、体を触ると熱胃のがわかります。 (40°以上〜)  

・元気がない

・息づかいが荒くなり、ヨダレが多く出る

・目がうつろ、半開き状態

 

重度の場合

・痙攣   ・下痢   ・嘔吐   ・呼吸不全

・意識障害(意識がほとんどなくなる)

 

まず健康な犬は、1日平均40~60ml/㎏が正常といわれています。例えば、体重が5kgの場合には、約200~300ml。体重が15kgの場合には、約600~900mlが理想的な水分量になります。

 

しかし、何mlの水を与えたのかいちいち調査するのも大変ですよね。

 

そこで1つ簡単なチェック方法ですが、愛犬のオシッコの色を確かめてください。もし、色が濃いようなら水分不足気味の可能性が高いです。

 

うちの犬の場合は、おしっこの色はどうですか?

と言われ、透明に近いか黄色っぽいか教えてくださいっと獣医さんに言われました。

 

そう言えば、透明でした。

たくさんおしっこが出るからなのでしょうか、濃度が薄くなっしまうんでしょうね。

 

犬の水分量が足りていない時の対処法

お水を飲まない愛犬はとても心配ですよね。どうしたら水分をとってくれるかは工夫次第で何とかなります。

 

①ウェットフード

ドライフードは乾燥状態のものですが、ウェットフードには水分が大量に含まれています。ご飯を与えることにより水分を簡単に補給できます。

 

②水を味付きにする

魚や肉の茹で汁を少量垂らすと、ただの水と比べて飲む回数が増えることが期待できます。しかし、脂質が多すぎてしまうと逆に飲みにくくなってしまうので少量にしましょう。

 

③犬用ミルクを使用する

人間が”水よりオレンジジュースが好き”だと言うように、犬にも好みがあります。そのため犬用ミルクに変更すると水分量が増えるかもしれません。市販でも犬用のミルクが販売されているのでぜひお試しください。くれぐれも人間用の牛乳は与えないでください。

 

犬がお水を飲み過ぎる危険な病気とは?

 

急に水を多く摂取するようになったら危険な病気を患っている可能性が考えられます。その一部の病名をまとめてみました。

 

・糖尿病

名前のとおり、尿に糖が大量に出てしまう病気です。膵臓から分泌されるインスリンの作用不足によって引き起こります。

 

原因としては肥満やストレス、加齢などが挙げられます。水を多く摂取するようになれば、かなり病気が進行しています。

 

症状としては、尿の量が増える、水を飲む量が増える、食欲はあるのに体重が減る、嘔吐や下痢をするなどです。

 

・副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)について

14歳のポメラニアンがクッシングと言われて!

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うちのぷぅちゃんがそうです。

14歳半の時に診断されました。

 

最近お水の飲む量が多くなってませんか?

と言われて初めて気が付きました。

あ、そういえばすごい量を飲んでいるかも!と。

 

クッシングは副腎皮質からコルチゾールが過剰分泌によって引き起こります。

 

原因としては加齢、脳の腫瘍、腹腎の腫瘍などが挙げられます。クッシング症候群を患えば水を大量に飲むようになるんですよね。

 

症状としては、食欲旺盛、お腹の腫れ、左右対称の脱毛、息切れ、筋力の低下などです。

 

うちのぷぅちゃんの場合は、手足の甲の毛が薄くなって来ました。

そのほかは特に見た目の変化はありません。

膿皮症になった時に、

クッシングの場合は皮膚病になりやすいですよと獣医さんに言われました。

 

・腎不全

腎臓に流れる血液の量が減少することによって腎臓の働きの低下や尿路に閉塞・漏出などにより体外に上手く排出されないことで引き起こります。原因は未だはっきりと証明されていません。

 

症状としては、元気がない、食欲不振、体重減少、嘔吐、下痢などです。

 

まとめ

 

いかがでしょうか。

ワンちゃんが飲む水の水分量が少なすぎても、多すぎても問題を起こしている可能性があります。

 

摂取する水分量によって犬の体調を発見できることもあります。飼い主さんは日頃からしっかりと愛犬の様子をチェックするのが良いでしょう。

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