飼い主のみなさん、犬のフィラリア症をご存知でしょうか?

 

フィラリア症は、寄生虫が犬の心臓や肺動脈に寄生し、そこから身体の臓器へ深刻な傷害を与える病気です。初期は咳などの軽度症状ですが、これが悪化すると腹水の貯水、重度の貧血、そして最悪死に至る深刻なものです。

 

感染経路としては、フィラリア症に感染している犬から健康な犬へと蚊を介して運ばれます。つまりどんな犬にもなりうる病気というわけですよね。

 

しかし、老犬になると年々予防接種で使われる薬の負担を感じるようになります。体が弱っている老犬副作用などのリスクをとってもフィラリアの予防薬などは必要なのでしょうか?

 

予防接種をやらないほうが良いワンちゃんや、摂取前の注意点とは?

 

老犬でもフィラリア予防薬が必要な理由

予防接種を受ければフィラリア症は完全に防ぐことのできる病気です。

 

健康な犬がフィラリア症に感染した場合、体力的にもその苦しい治療に耐えることができます。もしも老犬がフィラリア症にかかってしまったらその治療が身体的にも精神的にも大きな負担を与えます。その苦しい治療を行う前にできる対策が予防薬とということなんですよね。

 

もしもフィラリア症に老犬が感染したらかなりワンちゃんは苦し思いをしますし、寿命にもかかわってきます。

 

お散歩には必ず行くというワンちゃんはフィラリア予防薬は100%ワンちゃんの身を守るためには必要なことなんですよね。

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犬がフィラリアに感染したら治るの?寿命は?

 

フィラリア症に感染した場合4つの治療法

①手術で成虫を取り出す

②薬の投与により幼虫・成虫を死滅

③薬の投与により幼虫のみ死滅

④フィラリア症状を抑える大症療法

 

どの方法で治療するのかはフィラリア症の進行度、その犬の体調や年齢によって判断します。

 

①の場合、犬に全身麻酔をかけ喉の辺りを切開し血管の中にいる成虫を取り出します。無事成虫を取り出すことができれば、通常の予防薬を投与し幼虫を死滅させます。

 

②・③の場合、寄生虫を死滅させるために薬の投与を行います。しかし副作用として、薬によって死滅させた幼虫・成虫が血管内で詰まる恐れがあります。寄生虫の寿命は約2〜3年といわれており、治療年数はその年月の間は投薬が必要となります。

 

④の場合、フィラリア症による症状の負担を軽減させる治療です。例えば呼吸を楽にするために気管支拡張剤の投与、腹水が貯水されたら利尿剤を投与し排泄を促進させます。

 

犬のフィラリア症は完治させるのは難しい病気です。その理由は、現在の医療ではフィラリア症への完全に効果のある治療薬は開発されていないからです。

 

しかし絶対に治らない病気でもありません。

寄生虫が寿命で死滅する可能性があるからです。現在の治療薬を投与し続けることでフィラリア症に対して免疫機能を上げるができますその免疫力をつけるには長い闘病生活は余儀なくされるということになりそうです。

 

フィラリア症に感染しても10年生きる子もいれば5年で亡くなってしまう子もいるので、一概に寿命がどのくらいなのかは判断が難しいです。

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老犬にフィラリア予防薬の副作用などのリスクとは?

うちのぷぅちゃんは今までフィラリア予防薬の投与では副作用らしきものは出たことはありませんでしたが、犬の体調によってはやはりフィラリア予防薬は副作用が出る場合もあります。

 

フィラリア予防の摂取前の注意点としては、血液検査などの健康診査を受けるのでおおかた問題はないのですが、都度検査をして予防薬を飲むわけではないんですよね。

 

そうなると、毎月のワンちゃんの体調をよく観察することが大切になって来ます。下痢してないか便秘してないか、食欲はないか、嘔吐はしてないかなどなど。そのうえで予防薬の投与をしてくださいね。

 

副作用として下痢、嘔吐、食欲不振、痙攣などの症状が現れます。

 

薬の投与後、約30分までに起こる可能性が高いとされています。安全のためにも、薬の投与後の12時間は飼い主さんは愛犬の様子そばにいて外出はしないほうが安心ですね。

 

副作用が出てしまったら、まずはかかりつけの獣医さんのもとで診てもらう必要があります。さらに嘔吐した場合、予防薬の効果が薄まってしまっているので再度薬の投与が行われます。

 

今はチュアブルタイプのものが主流になっているようですね。中には注射している子もいますがやはり痛い思いはさせたくないですよね。なんて言ってもちゅあぶるは薬なのに苦なくおいしそうに食べるので毎年チュアブルを5月から7回飲ませています。

 

副作用の問題が出たら身体に適応するように飲み薬からスポットタイプに変更するなど、獣医さんと相談をしながらの投与になります。

 

老犬にフィラリア予防薬をしないほうが良いのはどんな時?

フィラリア予防薬をやっても意味がない時

1つ目は、老犬に限らずフィラリア症に感染していながら予防薬を投与することです。薬によって1度に死滅した寄生虫が血管に詰まり、ショック死する可能性が出るからです。

 

2つ目は、飼い主さんは考えたくはないことと思いますが、老犬の場合「寿命」の問題も出てきます。フィラリア症が発症するまでの期間は2〜3年。

 

14歳の老犬が、その歳にフィラリア症を発症してあと3年の寿命があるのか考えてみましょう。発症した場合、愛犬は治療薬によって身体的・精神的な負担を抱えてしまいます。そのため飼い主さんは金銭的にも負担が大きいです。

 

長生きしてもらいたい愛犬には血液検査や普段からの健康管理は大事ですね!

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上記の問題も考えて、愛犬にとってフィラリア症の予防が必要なのか獣医さんと一緒に考えてください。

 

さいごに、

フィラリア症は予防薬を投与すれば100%発症しない病気です。老犬の体調によっても治療方法は変わってくるので、獣医さんとの相談が必要です。

 

老犬の予防接種は悩むところですが、フィラリアに関しては「蚊」が媒体なので外に出ることがない、家の中で蚊は絶対にいない!のならする必要はないのかもしれませんが、動物病院に判断してもらってくださいね。