いつも元気な愛犬と一緒に何年もいても中々ワンちゃんの老いには気付かないものです。今回は15歳で子宮蓄膿症になったあるワンちゃんの体験談をまとめてみました。

 

今回この記事をまとめながら、飼い主さんから貴重な経験を話してくれてとても感謝しました。きっと涙を流しこの記事を読んでくれる方もいるのではないかと!

犬がシニア気になるとちょっと白髪が増えた、目が少し濁ってきた、歩くのがゆっくりになった、前より吠えなくなってきたとは感じてはきますよね。

 

歳だし仕方ないか?と特に気にしない飼い主さんが多いと思います。ところがこのワンちゃんは15歳で子宮蓄膿症になってから老いによる様々な症状や病気が怒涛のように現れてきたのです。

 

老犬になった足の異常や他の様々な病気や症状に気付いたきっかけ

今迄は普通に走り回っても滑ったり転ぶことはなかったのですが急に滑ったり転んだりし起き上がれない、また餌を食べる時や水を飲むときにふらつくようになり、関節炎と診断されました。

 

 

以前のレントゲンで変形性脊椎症になってることは聞かされていたのですが、今まで目立った症状なかったのでビックリしました。

 

まずは消炎剤を処方され足に負担が掛からないよう太らせないようにとの事で様子見となりました。

 

 

その後3か月ほどしたある日、突然クルクルと回りだし転ぶの連続で立ち上がるのも大変な状態になり、首も傾いており直ぐに病院へと行ったところ突発性前庭疾患との診断でした。

 

 

内服薬を処方してもらい症状も落ち着きましたが、後遺症としてバランス感覚が完全に治らなかったため真っすぐ歩けなくなりました。

 

 

そしてしばらくして散歩に行くと溝に落ちたり側溝のふたの隙間に足を挟んだり、家の中でも壁や家具に頭をぶつけるようになってきました。

 

 

また呼んでも全く反応しなくなり、難聴と白内障の悪化による失明と診断され、血液検査で肝臓や腎臓も弱ってきており手術に耐えれる保証がないとのことで何もしないことになりました。

 

 

その後、目を開けることが出来ず目ヤニも沢山出ており緑内障と角膜炎との事で点眼薬と内服薬での治療となりました。

 

眼圧が異常に高いことで頭や顔をぶつけて眼球破裂になる可能性があるためとのこと。そして1年が過ぎた頃に発作を起こしグッタリし病院へ直行。

 

発作の原因はCTやMRIでないと分からないとのこと、その検査のための麻酔に耐えれる状態ではないとのことで検査を諦め、肝臓と腎臓がかなり悪いため投薬もしない方針となりました。

 

以前から年齢と老化具合を考えると何時いつ体調を崩してもおかしくないと言われており覚悟はしていたのですが、とうとうその時期が近づいてきた事を認めざる得ない何とも言えない気持ちになりました。

 

 

その後は寝たきり状態になり約20日後に、いつもと同じ眠った時の表情でのままで苦しむこともなく穏やかに旅立っていきました。

老犬になったワンコのために行った介護の工夫

・床で滑ったりこけるのを防ぐためタイルカーペットをフローリングの上に敷き詰める。

 

*失明したワンコの場合は目が見えていた時の家具の位置の感覚を覚えており、家具の位置を変えると位置がわからなくなりパニックを起こし危険です。

 

 

・散歩をさせないと筋肉が落ちたり肥満の原因にるためバスタオルを介護用ハーネスの代わりに使って少しでも散歩。

 

出来るだけ平らな所を歩いたり公園まで車で行き公園で歩かせたり、障害物のない所を選んで歩くことを気にかけてあげてました。

 

 

・ふらついて頭や顔をぶつけた時の衝撃を少しでも軽くするために角がある家具や椅子の足や部屋の壁、ゲージの柵など良くぶつかる場所や危険だと感じる所に梱包に使うエアクッションやタオルを貼りました。

 

 

・毎日1~2回手足の肉球マッサージとツボ刺激。(肉球やツボ刺激で歩いてるような感覚を得ることが出来るため)

 

 

・ごはんはダイエット用で年齢にあったものに変更(ドライフードとウェットフード両方とメーカーの違うものも用意し食欲が無くなった時に代えて与える)

 

 *ドライフードとウェットフードを混ぜ水を加えフードプロセッサーでペースト状にして与えることもありました。

 

 

・餌入れや水入れを床に置くと手足に負担がかかり食べにくいのでワンコの食べやすい高さになるような台を作りその上に餌入れと水入れを置く。

 

 

・介護用オムツを用意。(ペット用の物ではなく赤ちゃん用のオムツに尻尾の穴をあけて使用)

・元気になるサプリを飲ませた!

 

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  老犬の介護経験から感じたこと

 

残念ながらうちのワンコは昨年夏に老衰により18歳で亡くなりました。

 

ここまで長生きできたのは飼い主さんの努力と気持ちと食欲だけは亡くなる2日前まであったからだと先生に言われ少しは救われた気持ちです。

 

ただ半年以上たった今も良く思い出し涙がでます、正直に言いますと、これを書きながらも涙止まらなくなり途中で書けなくなることが度々ありました。

 

 

自分より早く老いてしまうという現実を改めて気付かされ、老いが来た後にどうやって一緒に過ごしていけるか?

 

最初のころは心配で、やっていける自信や覚悟があるか不安でしたが、介護専門のペット用品を自分で作ったり、インターネットで様々な情報を見て実践したりと、今思えば今後も役立つ貴重な体験と自信をワンコが与えてくれたと感謝しています。

 

 

今回はこのワンちゃんの貴重な体験談を記事にまとめたのですが、頑張って18歳まで生きた証とともに飼い主さんの精神的な苦悩も同時に感じました。

 

飼い主さんに愛されていたのが良く分かる内容で、胸が詰まる思いでした。